プラス脱毛

火傷

火傷

家庭用機器は、ほとんどのものが出力を大変低く設定しているため、サロンやクリニックでの処理に比べるとトラブルに多いといわれています。皮膚が傷つき痛みを伴うだけでなく、ひどい場合には消すことが難しい後遺症となって残ってしまいます。キレイになりたくて脱毛しても傷跡が残ってしまうのでは意味がありません。どんな時に起こりやすいのか、どんなところに気をつければいいのかしっかり理解しておきましょう。


電気脱毛

原因

電流を流して部分的な組織を熱や電流で壊すのが電気脱毛の特徴です。そのため、施術を行った毛穴とその周辺の皮膚は、程度の差はありますが少なからず火傷を負ったのと同じ状態になります。ですから、正しい方法で行われていても皮膚表面に痛みを感じます。また、大変細かく精密な技術が必要とされるため、施術者腕や受ける側の体調、肌質などによって程度の酷い火傷を起こしてしまうケースも多くあります。

予防

電気や針を使ったこの方法は、医療機関での施術が基本です。針を使うだけでなく、少なからず起こる火傷に対して炎症や化膿の症状を抑えるための薬を処方することができるのは医師だけだからです。また、小さな毛穴に対して行う施術は、経験によって培われます。医師であっても技術が伴っていなければ、ヒドイやけどをする可能性もあります。そのため、電気機材による処理を希望する場合には、自分自身で医療機関を選び施術する医師の症例や術歴を確認することが最も友好的な予防手段といえます。

レーザー脱毛

原因

レーザー脱毛機器は肌の白い白人の肌にあわせて開発されました。そのため、現在では少なくなった開発初期のルビーレーザーを、メラニン色素を含む日本人の肌に使用するとヤケドしやすいのです。また、レーザーは高い出力で毛根組織を壊します。肌の上から強い出力で照射されているのですからもちろん皮膚にも影響があります。そのため、ヤケドを起こさないように照射角度や距離、冷却機器の併用など正しい扱い方をしていなければにヤケドや色素沈着を起こしてしまいやすいのです。

予防

医療用レーザー脱毛器は出力が強く脱毛効果も高いのですが、専用の冷却装置で照射面を冷やしながら皮膚には熱がかからないようにしています。しかし、エステサロンや家庭用脱毛器の場合には、医療用ほど出力が高くならないため冷却装置がついていないことがほとんどです。家庭用レーザー脱毛器を自身で使用する場合には、決められた使用方法を正しく守ること、冷却ジェルなどを用意しておくことが重要です。

薬やけ

原因

除毛剤などの薬品に含まれる成分が、肌に強い刺激を与えてしまい黒ズミやシミ、シワができてしまうものです。熱によるヤケドとは違い痛みや熱さを感じることはほとんど無く、だんだんと色素沈着が起こります。脱毛・除毛の際の薬やけは、色素沈着の起こりやすいデリケートな部分や皮膚の柔らかい部分に起こりやすいようです。

予防

色素沈着はカミソリや毛抜きによる処理でも起こります。傷ついた状態の皮膚や毛穴に、刺激の強い成分の脱毛クリームや除毛ワックスなどを使うと特に薬やけしやすくなります。そのため、刺激の強い成分が含まれている薬品を使って脱毛・除毛する場合には、事前に肌の状態をしっかりと整えた上でパッチテストを行い、カミソリや毛抜きによる脱毛を併用しないことが大切です。

医療機関へ行こう

熱によるやけどの場合には、迅速に患部を冷やす必要があります。しかし、脱毛中や後は患部に傷がついていたり角質が剥がれた状態になっていることが多く、雑菌によって炎症や化膿しやすくなっています。そのため、見た目にキズが無くても、水に直接つけて冷やすという冷却方法は避けた方が良いでしょう。また、レーザーや光脱毛によるやけどは、ステロイドによる治療が効果的です。跡や色素沈着を残さないためにも、早めに医療機関へ受診することがポイントです。