

半そでやのースリーブを着る機会の多い夏、脇は女性にとって最も永久脱毛したいと感じる場所のひとつではないでしょうか? 自分では見えにくい場所ですが、電車の中などで見渡すと、黒ずみや毛穴が目立っている人も結構います。また、見た目だけでなく臭いや汗とも深い関係がある脇毛。正しくお手入れできれば、手を上げるのだって怖くない!?
脇毛の毛周期は一日に0.3〜0.4mmほどと、硬毛の中でもかなり伸びるのが早いといえます。比較的短く太い短毛なので、伸び切るまでの速さは波帯のですが、生え変わりのサイクルが3〜5ヶ月と遅いので、伸びきってから抜け落ちるまでの期間が長い毛ということが分かります。一度抜けた毛根が休止期に入ると毛髪と同じくらいの期間、4〜5ヶ月は休み、また成長期に入ります。
脇の毛穴には、アポクリ腺という汗腺があります。このアポクリン腺は脇と下腹部など生殖機能と関係している部分にある汗腺で、異性をひきつける芳臭腺です。体毛には不要になった炭酸ガスを毛穴から発散させる手助けをする役割りがあり、水分や脂を分泌する働きもあります。そのため、異性をひきつける香りも発散させますが、ワキガの人の場合にはワキガ臭も発散させていることになります。
女性の場合男性のより毛量が少ないため、毛抜きでも無理ではない範囲です。しかし、一度抜いた毛の毛根が退行期のものであっても、抜くことによって成長毛へ変化してしまうことがよくあります。また、脇下は他の部分に比べて皮膚が柔らかいため、毛根や皮脂腺などケアなの内部を傷つけてしまうことが頻繁にあります。傷ついてしまうと炎症や埋没毛、ワキガの原因にもなりますので注意が必要です。
抜くタイプの家庭用脱毛器は、毛抜きで抜くより早く処理することができますがダメージ的には変わりありません。家庭用レーザー脱毛器は出力が弱いものが多いので、太くしっかりとしているわき毛にはあまり効果が見られない事も多くあります。最終的に永久脱毛のように生えてこないことを望む場合には始めから医療用レーザーでの脱毛やニードル脱毛がおすすめです。
太くて色の濃い毛が多い脇の場合、メラニン色素に反応して毛根組織を壊すことのできるレーザーは有効的です。自己処理を繰り返してきた人の中には、毛穴を傷つけてしまい皮膚の中で体毛が伸びてしまう埋没毛になっている人や毛根が深くもぐりこんでしまっている人もいます。そういった人の場合、照射範囲が広く深いもので無いとなかなか効果的とはいえません。短期間でしっかりと処理したい場合には医療機関で医療用レーザーによる施術を受けるのがおすすめです。
ワキは皮膚の中でも柔らかくデリケートな部分です。しかし、そこに生えている脇毛は体毛の中でも太く硬くしっかりとした体毛です。ですから、強く引っ張って抜いたり間違った方向に剃ったりしていると、毛穴が黒ずんできたり炎症を起こして化膿したりシワの原因にもなってしまいます。自己処理をしている人も多いと思いますが、できるだけ肌や毛穴に負担がかからない方法で処理し、脱毛後は炎症を防ぐためにも汗をかいたりする激しいスポーツは避けるようにしましょう。
ワキガの治療にもレーザーなどの機材が使われることがあります。実際にレーザー脱毛を行うと、毛穴が小さく縮小するに従い、毛穴の中にある汗腺や皮脂腺も小さくなっていきます。そのため、ワキガの原因にもなるアポクリン腺から汗が分泌される量が減少もしくは無くなり、脱毛が同時にワキガの治療にもなる場合があるのです。しかし、分泌されるべき皮脂や水分は分泌される出口を失うことで他の部分に変化が現れる可能性があるという場合もまれに見られるようです。
