プラス脱毛

毛穴の役割

毛穴

すべての体毛は、毛穴の中からはいています。これは、毛根が毛穴の奥にある皮下組織とつながって、栄養分を送ってもらっているためです。しかし、毛穴には体毛を育てるだけでなく、皮脂を分泌したり、汗を発散させて体温を調節したり、においを出したりする役割があります。また、毛穴から映えている毛も、生える部位や種類によって構造が違っているものもあるんです。脱毛や育毛をする時には、その毛質にあった対応が必要になるんですね。


毛穴の構造

体毛が毛穴から見えている状態の時、私たちの毛穴は毛包と呼ばれる筒状の穴で表皮から皮下組織まで続いています。表皮にあいている孔を「毛孔」といい、真皮にある部分を毛根、皮下組織とつながっている毛球部分のくぼみを毛乳頭といいます。休止期に入り、毛が生えていない毛穴は真皮の途中までで止まっているため浅くなっています。反対に毛が成長期や退行期に入っている場合の毛穴は、皮下脂肪にまで届いているので深くなっています。どちらの場合でも、皮脂腺や汗腺は毛穴とつながっていますが、毛のない状態の方がやや孔の大きさが狭くなっていることが多いようです。


皮脂腺

真皮部分にある皮脂を分泌するための器官です。皮下組織の脂肪から作られた皮脂は、毛穴を通って表皮の外へ分泌されています。通常、皮脂は皮膚の表面を覆い水分の蒸発を防いだり、外からの刺激に対して防護壁のような役割りをしたり、潤いを保つなどの働きをしています。しかし、毛穴の内部で皮脂が酸化してしまったり、外からのホコリやメイク汚れなどが皮脂にくっついて詰まってしまうと、肌のターンオーバーを阻害したり、黒ずみやくすみの原因となってしまいます。


アポクリン腺・エクリン腺

体内の老廃物を含んだ水分を排出している汗腺で、通常、皮脂腺よりやや上部分にあります。エクリン腺は全身のどこにでもある汗腺で、足の裏にもあります。また、アクポリン腺は脇の下や外陰部など性ホルモンと関係の深い場所にある汗腺で、脂肪酸を含んだ汗が分泌されます。どちらの汗ももともとは無臭の分泌物ですが、アクポリン腺に含まれる脂肪酸が空気に触れて酸化したり表皮にある常在菌によって分解されるとにおいの元となる物質に変化してしまいます。そのため、このアポクリン腺からの分泌物には腋臭(ワキガ)の原因にもなってることで知られています。また、皮脂腺から分泌された脂肪酸が毛穴や皮膚に残っている状態で汗をかくとエクリン腺しかない部分でもにおいの物質が作られてしまう事もあります。


毛乳頭

毛根と皮下脂肪をつなぐ部分で、ここから毛管に必要な栄養分や水分などを供給しています。毛乳頭は毛球が成長期に入ると、皮下組織まで降りて行き毛根へ養分を供給することで、毛母細胞が活性化し、細胞分裂して毛を伸ばしています。そのため、毛管が引っ張られて抜けたとしても、毛球と毛乳頭が残っている状態であれば毛管は再び育って伸びていきます。また、この部分にあるメラニン色素が毛管の色を構成しています。


体毛の構造

毛髄質

たんぱく質からできている硬い芯の部分です。体毛の種類によってこの芯の部分に当たる毛髄質の太さや量が違っていて、硬さが決まってきます。また、産毛や胎児毛にはこの毛髄質が無いため、柔らかく細い状態になるのです。

毛皮質

体毛を構成する成分の中で最も多い部分で、柔らかく弾力のある丈夫なたんぱく質でできています。また、この部分にメラニン色素があるためこの部分にどのくらいメラニン色素が含まれているかで、毛色が変わってきます。また、よりメラニン色素が含まれているほうが、紫外線を吸収する率が高くなるため肌への影響を減らすことができます。

キューティクル

毛管の一番外側を包んでいるカバーのようなもので、一定方向を向いたうろこ状に重なっているのが特徴です。毛小皮とも呼ばれるキューティクルは、皮膚にも含まれている硬いたんぱく質「ケラチン」で出来ています。身の回りにある水や酸性物質に強く、内部の水分や油分、たんぱく質が抜けないように保護しています。しかし、アルカリ性物質には弱いという性質があるため、これを利用して毛髪にパーマをかけることができるのです。