プラス脱毛

毛の生える周期

毛,生える

いつも同じ毛穴から体毛が生え続けているように見える部分もありますが、すべての毛がいつも生えているわけではありません。じつは、体毛の元となる状態で皮膚の下で眠っているものが全体の半分以上もあります。つまり、毛穴がある所では、いくつかの毛根が一定の周期を繰り返して、生えたり眠ったりを繰り返しているのです。ですから、一つの毛穴の一つの毛根が収縮したからといって、二度とそこからは生えてこなくなるというものではないんですね。


発毛サイクル(毛周期)

人間の体毛は、それぞれの場所ごとに発毛周期があります。皮膚から外へ生えて見える体毛は、発毛周期の中でも成長期から退行期に当たるものだけで、休止期のものは見えない部分で眠っています。また、一つの毛穴に数本の毛球があるため、それぞれのサイクルで常に生え変わっているんです。

成長期

毛根の下部にある毛母細胞が活発に分裂している時期です。毛母細胞が分裂すると毛幹の元となる毛球が作られます。この中毛球内で細胞分裂が活発に行われ、毛幹が伸び始めると同時に毛球は皮下組織へ向かって降りていきます。毛根が皮下組織にある毛乳頭に達すると、皮下組織から栄養を吸収し、さらに活発に毛は伸びて表皮の毛穴から外へ出ます。伸びた毛幹は退行期に入るまで太く長く伸び続けていきます。


退行期

退行期に近づいた毛球では毛母細胞の分裂能力が低下し、やがて止まります。分裂しなくなった毛球は皮下組織にある毛乳頭から離れて、上へと押し上げられていきます。皮下組織から離れた毛球はだんだんと縮小し長細い形になっていきます。毛球が長細く、毛穴から抜けやすい状態になったものを根状毛といいます。また、毛乳頭も毛根も皮下組織から離れた状態になると、毛は栄養分が行き届かなくなるため細くなり、自然に毛穴から抜け落ちます。


休止期

毛幹に栄養分を送るための毛乳頭も皮下組織より上に押し上げられて毛母細胞は活動を休止します。活動を休止している毛乳頭は、真皮で丸い球状になっており、数ヶ月から1年程度の休止期に入ります。この間、同じ毛穴の中に存在している活動期の毛乳頭や毛根が無ければ、毛穴も縮小して小さくなっています。


成長と毛の周期

人間の体毛には毛周期とは別に、人間の成長に合わせて生え変わるリズムがあります。これは他の動物でも見られるもので、鳥で言えば雛の段階では羽毛のみですが、成鳥になるとしっかりした羽根は生えてくるものと同じです。

胎児

お母さんの体内にいる胎児は、全身柔らかく短い毛で覆われています。小さな子供に見られる産毛よりももっと細く柔らかな毛で、一次毛や胎児毛と呼ばれています。まれに、生まれてきた子供の全身にびっしりと生えていることがありますが、これは産毛が生え来ると同時にだんだんと薄くなくなっていくことが多いようです。


新生児〜幼少期

子供の毛髪などに見られる産毛は、出生後から生えてくるもので、二次毛や軟毛と呼ばれています。毛髄質と呼ばれる硬い芯の部分がないため、大変や柔らかく色素もほとんど含まれていないため、色が薄いのが特徴です。幼児期には全身に見られますが、成長と共に硬い毛に生え変わる部分が増えていきます。


成人

核となる毛髄質があり、色のついた体毛で、”硬毛”や”三次毛””成人毛”と呼ばれています。成人の毛髪や髭、脇毛、スネゲなどがこの”成人毛”に当たり、それぞれの場所によって短毛と長毛に別けることができます。また、部分や、性別、生活環境の他、ホルモンによって、生えてくる時期や量、毛質などはかなり異なってきます。また、白人や色の白い女性などの場合、腕や膝下に成人毛より色素が薄く柔らかい体毛が生えている事もあります。これは、成人毛とは別に中間毛と呼ばれていて、皮膚に直接紫外線が当たらないようにある程度の長さや量が生えている場合が多いようです。しかし、色素が薄いためあまり目立たない場合もあります。